2007-01-01から1年間の記事一覧
吉崎せいむさんんお「金魚屋古書店 6 (6) (IKKI COMICS)」。至福。何度も書いてるけど、本好き、マンガ好きにはたまらない。特に今回、珍しく悲しい結末のエピソードがあるなぁと思って読んでいたら……。そういえば、子供の頃、科学者以外に本屋になりたいと…
鯨統一郎さんの「すべての美人は名探偵である (光文社文庫 く 10-6)」読了。「邪馬台国はどこですか」や「九つの殺人メルヘン」で探偵役をしていた美人たちが主人公。具体的な描写は少ないけれど、文章でならばいくらでも美人が量産できるのは便利だ(表示に…
田中芳樹さんの「水妖日にご用心 (ノン・ノベル 840 薬師寺涼子の怪奇事件簿)」読了。いつもながらサクサク読めて楽しい。わずかに時期を外した風刺もまたおかし。このシリーズは小説版と全く違和感を感じないマンガ版もおすすめ。アニメ化もされないかなぁ…
サイモン・シンさんの「暗号解読 上巻 (1) (新潮文庫 シ 37-2)」、「暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)」読了。読むのに時間がかかったけど、これはもう本当に分かりやすくて(分かった気になりやすくて)面白い。一刻を争うかのように一気に読みたくなるよう…
ようやく「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 特別版(3枚組)」を見た。この作品で注目すべきは、なんといってもイヴァナ・リンチの演じる不思議ちゃんルーナ・ラブグッド。一作目のハーマイオニーにもやられたたけど、それに勝る破壊力。次作でもっと活躍す…
垣根涼介さんの「君たちに明日はない (新潮文庫 (か-47-1))」読了。タイトルは「……明日はない」だけど、読んでみるとその逆(のケースがほとんど)。リストラに名を借りた人減らしを請け負う会社の話なので、重そうかなと思ったが、なんかやさしい雰囲気。なん…
前から読みたかった海堂尊さんの「チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 599)」、「チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ [宝島社文庫] (宝島社文庫 (600))」を読了。文庫本バンザイ。このまえ、…
似鳥鶏さんの「理由あって冬に出る (創元推理文庫 M に 1-1)」東京出張の往復の飛行機と待ち時間いろいろで読了。読みやすい。なんてことない学園ものミステリなんだけど、デビュー作としてはいい。とはいえ、この作品は表紙買いだったりするわけで……。男の…
樋口有介さんの「不良少女 (創元推理文庫 M ひ 3-9)」読了。創元の文庫版柚木草平シリーズもこれでおしまいだとか。残念。それにしても柚木草平ちょっとおいしい思いしすぎ。でもいつもよりほろ苦い結末。これはこれでありかと。
安彦良和さんの「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 16 オデッサ編・後 (16) (角川コミックス・エース 80-19)」。副題にもあるけど、これでオデッサ作戦は終了。アムロが自分(やほかの人達)の存在意義について悩むようなところもあるけど、どちらかといえば、淡々…
ウェン・スペンサーさんの「ようこそ女たちの王国へ (ハヤカワ文庫 SF ス 16-2)」韓国との往復の飛行機と空港での待ち時間に読了。男が女の二十分の一しかいない世界のお話。女性が多過ぎる結果として男は姉妹に共同所有される形で結婚する。もちろん社会的…
米澤穂信さんの「遠まわりする雛」読了。省エネをモットーとする素敵な古典部部員の高校生ホータローが主人公のシリーズ最新版。まぁ、アレです。最後のエピソードでホータローが言えなかった言葉に尽きる。
今市子さんの「百鬼夜行抄16 [眠れぬ夜の奇妙な話コミックス]」。ノーチェックだったのだけど、書店に平積みになっているのを見て、携帯電話で amazon にアクセスして新刊であることを確認して購入。最近は、人気作品だと、新刊でなくても増刷時に平積みにな…
松岡圭祐さんの新千里眼シリーズ。 千里眼ファントム・クォーター 千里眼の水晶体 千里眼ミッドタウンタワーの迷宮 (角川文庫 ま 26-104) 千里眼の教室 (角川文庫 ま 26-105) 千里眼堕天使のメモリー (角川文庫 ま 26-106) 千里眼美由紀の正体 上 (1) (角川…
小川一水さんの「時砂の王 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-7)」読了。購入したのは四五日前かな。とても簡単に言えば、人類滅亡を避けるために、過去に遡って敵を叩くお話。どちらかというと敵に叩かれるほうが多いかなぁ。時間遡航して世界に大きな影響を与えてしま…
この間に読んだのは、「千里眼」シリーズ一冊と、コミック何冊か。ちょっと忙しいのに加えて移動が自動車になってしまって、読書時間が減少してしまったため。
松岡圭祐さんの「千里眼ファントム・クォーター」読了。読み始めたのはたぶん10月10日。ロールプレイングゲームの世界に主人公が迷い込んでしまう。そこそこ楽しめるけど、まだ欲求不満が残る程度に物足りない。たぶん、シリーズとしての全体の流れが分かっ…
松岡圭祐さんの「千里眼The Start」読了。千里眼シリーズというか松岡圭祐さんの作品を読むのは初めて。食事時なんかに軽く読めるものをと思って購入したけど、なかなか面白く、寝る時間を削って夜中に読了してしまった。ちょっと話の運びかたが無理矢理な気…
菅浩江さんの「そばかすのフィギュア (ハヤカワ文庫 JA ス 1-4) (ハヤカワ文庫 JA ス 1-4)」読了。読み始めたのはたぶん九月の終わりごろだからけっこう時間かかってる。ちょっとばたばたしてたし、あと1ヶ月くらいはあんまり本読む時間はとれないかも。
菅浩江さんの「そばかすのフィギュア (ハヤカワ文庫 JA ス 1-4)」読み始め。短篇集。
あずまきよひこさんの「よつばと! 7 (7) (電撃コミックス)」。気持よく笑えるマンガ。今回初登場の「しまうー」もいい味出してる。コンビニのおばちゃんも。世の中こんな人たちばっかりだったら楽しいだろうなぁ。でも、きっちりした性格の人にとってはスト…
森博嗣さんの「キラレ×キラレ (講談社ノベルス (モF-39))」読了。読み始めたのは「火星の長城」を読み終わった日だからたぶん21日。買ったのは覚えてないけど、書店に並んで三日目くらい。このシリーズは最近の森博嗣さんの作品のなかでは比較的「普通」のミ…
うめさんの「大東京トイボックス 2 (2) (バーズコミックス)」。うめさんといえば、やっぱり「ど根性がえる」に出てくる板前さんだけど、それは関係ない。ゲーム業界のことなんてよくは知らないけど、たぶんすごく雰囲気でてるんだろうなと思う。ちょっと読み…
熊倉隆敏さんの「もっけ(勿怪) 7 (7) (アフタヌーンKC)」。アフターヌーンは毎月購入しているので全部既読のはずなんだけど、記憶にないエピソードがちらほらと。老化に伴う記憶力の減退だろうか。
藤田和日郎さんの「黒博物館スプリンガルド (モーニングKC)」。ばね足ジャックというのはこの作品で初めて目にした。切り裂きジャックよりも古く、猟奇度というか変さではばね足の方が上なのになんで知名度にこんなに差が。
アレステア・レナルズさんの「火星の長城 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-3 レヴェレーション・スペース 1) (ハヤカワ文庫 SF レ 4-3 レヴェレーション・スペース 1)」読了。いろいろと SF 的なものをつきつめていくと、こういうある種レトロなものになるのだろうか…
紅茶王子の山田南平さんの「オトナになる方法 (第3巻) (白泉社文庫)」、「オトナになる方法 (第4巻) (白泉社文庫)」。時々用事のできる神戸元町の JAPAN BOOKS で購入。2001年発行の本だけど、これくらい古くなると普通の書店だとよっぽど人気のあるもの以外…
アレステア・レナルズさんの「火星の長城 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-3 レヴェレーション・スペース 1) (ハヤカワ文庫 SF レ 4-3 レヴェレーション・スペース 1)」を読み始めた。「今日の早川さん」を読んだら、なんか自分が許されているような気がしてきたので…
樋口有介さんの「誰もわたしを愛さない (創元推理文庫 M ひ 3-8)」読了。1990年代の終わりごろの話なので、携帯電話が普通に出てくるようになっている。主人公の柚木草平は相変わらずだし、ミステリとしても面白いし、このシリーズは外れがなくていい。
樋口有介さんの「誰もわたしを愛さない (創元推理文庫 M ひ 3-8)」を読み始めた。主人公の柚木草平は永遠の38歳。38歳かぁ……。