2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

夜のピクニック

恩田陸さんの「夜のピクニック」読了。なんとも後味のよい作品。装丁(表紙)も素敵。「……もっと、ちゃんと高校生やっとくんだったな」 …… 「損した。青春しとけばよかった」高校在学中にそれに気付けば上等。そもそも「青春」とはなんだーってのはあるけれど…

孔雀狂想曲

北森鴻さんの「孔雀狂想曲」を読み始めた。実は、この本は、もちろん面白そうだと思ったのだけれど、どちらかというとちょっと手持ちぶさただったときに表紙買いしたもの。もう半分くらいは読んでいるけど、内容も表紙に負けてない。というか、とてもいい。…

夜のピクニック

映画になるという話を新聞で読んで、そういえば積ん読してあったなとゴソゴソと山のなかから発掘してきた、恩田陸さんの「夜のピクニック」を読み始めた。恩田陸さんの作品はとても作風の幅が広くて、敬遠しちゃうような感じのものもある。青春ものっぽいこ…

神のロジック 人間(ひと)のマジック

結局、寝るまえに一気に読んでしまった西澤保彦さんの「神のロジック 人間(ひと)のマジック」。ダークファンタジーっぽいとか、ホラーっぽいとか書きましたが、実際に読んでみるとこれは紛うことなき西澤ミステリ。ただ、ファンタジーってのはたまたま重要な…

墓場鬼太郎 (2) 貸本まんが復刻版

水木しげる先生の「墓場鬼太郎 (2) 貸本まんが復刻版」が今日のお昼のとも。なんか全然怖くはないのだけれど、ハリー・ポッターもロード・オブ・ザ・リングも ET もなんでもかんでも怖がる息子(もうすぐ10歳)には読めないだろうな。

折り紙ヒコーキ進化論

NHK出版から出ている戸田拓夫さんの「折り紙ヒコーキ進化論」購入。子どものころから乗り物はひそかに好きで、なかでも飛行機は別格だった。とはいえ今でもそれほど頻繁に乗ることもなく、操縦なんてできるわけもなく、ラジコンで遊ぶ程度は思えど、場所と時…

邪魅の雫

京極夏彦さんの「邪魅の雫」購入。いつもながらとても分厚い。800ページを超える分量で1680円だから、ページあたり約2円と考えると、むしろ安くも感じる。ただ、これだけ分厚いと、持ち運びに支障がでてきそうなのがちょっと困りそう。普段使っている合成皮…

13歳からの論理ノート

息子はまだ10歳だけれど、もうちょっと大きくなったら読ませてみたい。表紙もかわいい。13歳からの論理ノートposted with amazlet on 06.09.26小野田 博一 PHP研究所 (2006/09/21)Amazon.co.jp で詳細を見る

涼宮ハルヒの憂鬱 3 限定版

DVD

「涼宮ハルヒの憂鬱 3 限定版」、日曜日、事務所でやはりひとりで見た。作画のレベルがどうとかは別に思わないけれど、最近あまりアニメを見なくなった自分には十分以上に楽しめるものであるのは確か。例によって、見ていてやっぱりちょっと違うかなぁと感じ…

神のロジック 人間(ひと)のマジック

西澤保彦さんの「神のロジック 人間(ひと)のマジック」を読み始めた。ミステリのカテゴリに入れちゃったけど、ちょっと読んだところ、ホラーかダークファンタジーのようなのに分類したほうがいいような感じがする。文庫版の表紙を見るとなんだかSFっぽい気も…

天涯の砦

小川一水さんの「天涯の砦」読了。息もつかせぬ展開に、あんまり似ていないけど、ラリー・ニーヴンとジェリー・パーネルの「悪魔のハンマー 上」「悪魔のハンマー 下」が思いおこされた。突然訪れた危機からなんとか逃れるまでの書き込みに対して、結末やそ…

天使の時空船 - レオナルド・ダ・ヴィンチの伝説 (2)

松本零士さんの「天使の時空船 - レオナルド・ダ・ヴィンチの伝説 (2)」。登場人物も増えてきたし、伏線もちょっとずつ張られてきたようで、面白くなってきた。

初恋よ、さよならのキスをしよう

樋口有介さんの「初恋よ、さよならのキスをしよう」読了。主人公の柚木草平は「事件には強いが女には弱い」ということになっている。けれど、読んでいると女性陣もなんだか柚木には弱そうで、お互いさまな気がする。もっとも、文庫版あと書きに著者自身が書…

薬師寺涼子の怪奇事件簿 6

田中芳樹さん・垣野内成美さんコンビの「薬師寺涼子の怪奇事件簿 6」。「覚悟しておくのね。一生……苦労させてやるから」って、ほとんどプロポーズみたいないもんだ。

初恋よ、さよならのキスをしよう

今日も読みかけの本(小川一水さんの「天涯の砦」)を家に忘れて出かけてしまったので、樋口有介さんの「初恋よ、さよならのキスをしよう」購入して読み始めた。それにしても、主人公の柚木草平は、どうしてあんなせりふを憶面もなく言えてしまうのだろう。さ…

もしも願いがかなうなら

アン・マキャフリーさんの「もしも願いがかなうなら」購入。アン・マキャフリーさんの書く作品はどれも大好き。パーンの竜騎士のシリーズとか、歌う船のシリーズとか。外れの少い安心して楽しめる作品ばかりだと思う。まぁ、最初にパーンの竜騎士を読んだと…

天涯の砦

小川一水さんの「天涯の砦」を読み初めた。大きな災害があって、そこからなんとかして這い上がろうとする人達の話であるのは、「復活の地」と似ている。まだ、読み始めて間もないので、なにも起こっていなけれど、表紙のカバーを見てそれを知ってしいまって…

空の食欲魔人

せっかく小川一水さんの「天涯の砦」を持ってきていたのに、事務所に置き忘れてでかけてしまった。しかたがないので、駅の本屋で買ったのが川原泉さんの「空の食欲魔人」。全部読んだことあると思っていたけど、やっぱり全然覚えてないなぁ。でも、何度でも…

セーラー服と機関銃・その後-卒業-

赤川次郎さんの「セーラー服と機関銃・その後-卒業-」購入。ずいぶん前にでたノベルスの文庫化のようだけれど、セーラー服と機関銃に続編があったとはまったく知らなかった。年代的に薬師丸ひろこさんの映画を一番に思い浮かべるのだけれど、この表紙の女の…

ソフトウェアデザイン10月号

さよなら妖精

米澤穂信さんの「さよなら妖精」読了。小市民シリーズとはちょっと違った趣があって、地味にいいなぁ。高校生くらいが主人公の話に知らず知らずのうちに没入してしまうのは、まだまだ自分が幼いからか(実際の自分の高校時代は作中人物の誰よりも幼かったとは…

さよなら妖精

米澤穂信さんの「さよなら妖精」を読みはじめた。まだ、最初の10ページくらい。「春期限定……」、「夏期限定……」と比べると雰囲気が重いのだけれど、それがなんだか心地良い。

名探偵は千秋楽に謎を解く

戸松淳矩さんの「名探偵は千秋楽に謎を解く」読了。この作品は、戸松さんのデビュー作らしい(1979年)けど、それにしてはものすごく完成度が高い。

結界師 (13)

田辺イエロウさんの「結界師 (13)」購入。こちらは由緒ただしい?元気なマンガ。良守のまっすぐな成長を見守りつつ読むのがうれしい。ちょっとしたギャグや息抜きも適度に入っていてバランスがいい。

ハヤテのごとく! (8)

畑健二郎さんの「ハヤテのごとく! (8)」購入。小技の冴えはいまひとつかなと思うけれど、変則ラブコメ状態がうれし恥かし楽しい。最近、カバーを取ると、表紙が別デザインになっているコミックを時々見るようになった。「ハヤテのごとく!」も、表紙にカバー…

名探偵は千秋楽に謎を解く

ちょっと神戸へ用事ができたので、電車のともに戸松淳矩さんの「名探偵は千秋楽に謎を解く」をチョイス。読みやすい。

月館の殺人(上)・月館の殺人 (下)

綾辻行人さん・佐々木倫子さんの「月館の殺人(上)」、「月館の殺人 (下)??」。綾辻さんの小説は三編ほど読んだことがあって、どれもドキドキ度の高い、つい息を止めてしまいそうな緊張感あふれるもの。それを、佐々木倫子さんがどう料理するのか興味津々で読…

今日も本を持って出るのを忘れた……

家に帰って、寝るまえに一冊読み終わったりすると、次の一冊を選んでかばんに入れることを忘れやすい。

大使閣下の料理人 (10)

西村ミツルさん、かわすみひろしさんの「大使閣下の料理人 (10)」購入。こちらも同様に少しずつ知ったエピソードだけど、やっぱり面白い。連載が終わってしまっているのが残念。あと何冊分楽しめるのだろう。

ゴッドハンド輝 (6)

山本航暉さんの「ゴッドハンド輝 (6)」購入。連載中のものは時々見ているのでどれも少しずつ知ったエピソードだけど、新鮮に読める。 今、連載のほうでは四宮が大変なことになっているみたいだけど、こっちではなんだかちょっとずついい感じになってきた。