2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

λに歯がない

森博嗣さんの「λに歯がない」、サクサクと読了。とはいえ実は途中で眠くて中断もしていたけど。終盤も近づいてきてから明らかになる事実が鍵なので、そこまではどうがんばっても犯人とか動機とかに納得のいく説明はつかない。ちょっとずるいと思う。

λに歯がない

森博嗣さんの「λに歯がない」を読み初めた。自分は海月くんや V シリーズ の森川くんのような人になりたかったけど、やっぱり現実社会でそれなりにうまくやっていもうとすると、ああいうふうに通すことはできないと、ずいぶん早くに悟ってしまった。もっとが…

サイレントメビウス 9 完全版 (9), サイレントメビウス 10 完全版 (10)

麻宮騎亜さんの「サイレントメビウス 9 完全版 (9)」、「サイレントメビウス 10 完全版 (10)」購入。先月25日ごろから、書店に並んでいたのは分かっていたけれど、どういうわけか手元不如意で、優先度が低い既読のものはあとまわしになってしまう。読んでい…

古本街の殺人

紀田順一郎さんの「古本街の殺人」読了。まずミステリとして面白く読めた。さらに、古書とその周囲の人達の生態?で楽しめた。自分自身は古書についても詳しくないし、古書収集についてはなおさら門外漢だ。けれど、神田神保町あたりの雰囲気はとても好きで、…

ハチミツとクローバー 10 (10)

ハチミツとクローバーは、先月の終わりごろから読みはじめて、9月8日発売の10巻でおしまい。短かすぎる気もするけれど、ちょうどいい長さのような気もする。すさんだ心を一度リセットしたくなったときに読みたいようなな。ちょっぴり甘めでせつなく、べたべ…

Project BLUE地球SOS 1 (1)

小松崎茂さん原作、東野司さんの「Project BLUE地球SOS 1 (1)」購入。小松崎茂さんといえば、プラモデルの箱絵で知らない人もいないくらい有名な人で、その人が60年近く前に描いた冒険活劇がノベライズされたとあれば、これは買わないわけにはいかない。アニ…

YS-11世界を翔けた日本の翼

中村浩美さんの「YS-11世界を翔けた日本の翼」購入。中学生くらいのときに読んだ本で、F-104 を民間でリストアして速度記録に挑戦する話とアメリカのエアレースのことを取り上げたものがあって、ダリル・グリーネマイヤーとかも出てきていた。確かその本も中…

λに歯がない

森博嗣さんの「λに歯がない」購入。やっぱり犀川&西之園のシリーズが好きだけど、森博嗣さんの一連のシリーズは相互に微妙につながっているので、そのへんが楽しいという面もある。

神のロジック 人間(ひと)のマジック

西澤保彦さんの「神のロジック 人間(ひと)のマジック」を購入。西澤さんの作品は、チョーモンインのシリーズから入って、タック&タカチのシリーズも読むようになった。まだ、他のは余り読んだことがないけどちょっと気になったので買ってみた。表紙から受け…

さようなら、いままで魚をありがとう

ダグラス・アダムスさんの「さようなら、いままで魚をありがとう」購入。昨日書いたように、シリーズで一冊だけ歯抜けのようになっているのがちょっと嫌だったので、さっそく買ってきた。ところで、この本は「河出文庫」なんだけど、版元は「河出書房新社」…

墓場鬼太郎 (1)

水木しげる先生の「墓場鬼太郎 (1)」。テレビでおなじみの「ゲゲゲの鬼太郎」とは、全然違うものだということは知っていたけど、そっちしか知らない子供が読んだらちょっとびびるだろう。あとがきで、御大自ら、ある一読者の手紙が出版社の社長の目に触れる…

ほとんど無害

ダグラス・アダムスさんの「ほとんど無害」購入。言わずと知れた「銀河ヒッチハイクガイド」シリーズ三部作の第五作め?。最初の三冊はずいぶん前に新潮社版で読んでいる (「銀河ヒッチハイク・ガイド」、「宇宙の果てのレストラン」、「宇宙クリケット大戦争…

SF魂

SF

小松左京さんの「SF魂」購入。ヘタレとはいえ、SF読みとしては小松左京さんは外せない。SF初体験が彼の「宇宙人のしゅくだい」だったと思う。また、これは初めて買ってもらった読書する本でもある。そのとき読んだのはハードカバーだったと思うけど、値段は5…

さよなら妖精

米澤穂信さんの「さよなら妖精」購入。米澤穂信さんの作品では「夏期限定トロピカルパフェ事件」や「春期限定いちごタルト事件」が既読で、どちらもけっこう気に入っている。

天涯の砦

小川一水さんの「天涯の砦」購入。値段がちょっと高いかな。彼の作品は、前向きな技術の使いかたが気持ちいい。

古本街の殺人

紀田順一郎さんの「古本街の殺人」を読み初めた。古書店の店主やら、かくれセドリやら、マンガ収集家やら書痴がわらわらと出てくるミステリらしい。ちょっとした息抜きにも向いていそう。古書店主が出てくるといえば、ジョン・ダニングの「死の蔵書」や「幻…

時計を忘れて森へいこう

光原百合さんの「時計を忘れて森へいこう」読了。疲れた体が森林浴によって癒されていくような心地良さを感じた。女子高生の語りでお話が進むけれど、ちっともうわついた感じがない。解説と後書きもなかなかいい。

時計を忘れて森へいこう

光原百合さんの「時計を忘れて森へいこう」を読み始めた。女子高校生が主人公のやさしい感じの日常のなぞとき。自分も森で癒されたい、と思えてくる。

光とともに… (10)

戸部けいこさんの「光とともに… (10)」。表紙がなんと中学のものと思われる制服を着た光くん。うちにもひとり小学2年生の自閉っこがいる。今はまだ小さくて、他の子たちも幼くてそれほど違和感なく溶け込めているように見えるけど、中学生になった彼女を想像…