2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

野尻抱介さんの「女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)」を読了。プロットそのままで、ケレン味たっぷりの文章にしてしまえば、分量三倍で超ハードなSF作品もできたろうに、もったいないというかなんというか。それを、あっ…

八月の舟 (文春文庫)

樋口有介さんの「八月の舟 (文春文庫)」読了。ミステリ風味はないけど、こういうのもいい。

銀河のワールドカップ (集英社文庫)

川端裕人さんの「銀河のワールドカップ (集英社文庫)」読了。文庫本バンザイ!実は中学時代にサッカー部に入っていたのだけど、今となってみるとなんでサッカーしてたのか分からないような中途半端なサッカー野郎だった。結局、三年の途中で最後までやること…

警察庁から来た男 (ハルキ文庫)

佐々木壌さんの「警察庁から来た男 (ハルキ文庫)」読了。横山秀夫さんの「震度0」を読んだ直後。どちらも警察の腐敗を取りあげているが雰囲気が随分違う。「震度0」と比べるとこちらは随分と熱い。気が向いたら続きを書く。

ハイドゥナン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA), ハイドゥナン〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

藤崎慎吾さんの「ハイドゥナン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)」、「ハイドゥナン〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)」を読了。最高の科学小説かどうかはともかく、いろんな要素をこれでもかと詰め込んでいるのに、まったく冗漫な感じがしない。地質学・生物学・民俗学・エトセ…

震度0 (朝日文庫 よ 15-1)

横山秀夫さんの「震度0 (朝日文庫 よ 15-1)」読了。いつもながらビリビリくるような緊迫感でしびれる。20年前ならこんな人ばかりじゃないだろうと思えていただろうが、最近はこんな人ばかりでもおかしくないなと思えてしまうのが悲しい。結末にわずかに救い…

鬼のすべて (光文社文庫)

鯨統一郎さんの「鬼のすべて (光文社文庫)」読了。たんたんとした文章の鯨っぽさはそのままだけど、ちょっとシリアスな雰囲気。この本が出て、世間に広がることで殺人事件も減ることでしょう(詳しくは本文を読むべし)。