2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

まひるの月を追いかけて

恩田陸さんの「まひるの月を追いかけて」。購入したのはたぶん「Q & A」よりもあと。ミステリのタグを付けたけど、ミステリじゃないな。これは中年一歩手前の「夜のピクニック」のような。タイトルからして、「夜の……」に対して「まひるの……」だし。どちらが…

Q&A

恩田陸さんの「Q&A」読了。ほぼ全編インタビューのみで成り立っているような作品だけれど、その制限された情報に想像力をかきたてられて、背筋が寒くなるような思いさえする。また、謎は解決したのかしていないのか分からないまま終わってしまうのだけれど、…

Q&A

恩田陸さんの「Q&A」を読み始めた。購入は今月だと思うけど……。恩田色というか恩田臭というか恩田さんの作品の多くから感じられる「例の」雰囲気がやはり濃い。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 15 オデッサ編・前 (15)

安彦良和さんの「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 15 オデッサ編・前 (15)」。オデッサ編・前ってつまりはカイとミハルの物語。はすっぱな感じのミハルがなんとも憐れで、それに増していつも者に構えているカイの感情丸出しの号泣があまりにも切ない。

機動警察パトレイバー DVDメモリアルボックス (初回限定生産)

DVD

「機動警察パトレイバー DVDメモリアルボックス (初回限定生産)」。ちょっと高いけど思い切って自分に誕生日プレゼント。原作連載時からお気に入りのマンガのひとつだったパトレイバー。コミックス単行本モ文庫化されたものもどちらも持っている(はず)。映像…

浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話

鯨統一郎さんの「浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話」読了。もはや様式美とでも言うべきか。トリビアの嵐から無理矢理事件に話を振ってさらに「心のアリバイ?」ときて、重ねてお伽話で見立て。最後に「この事件もやがてお伽話になっているかも……」で締める…

浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話

鯨統一郎さんの「浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話」を購入して読み始めた。いきなりある意味ものすごくマニアックな 場面から始まるが、これはもう鯨さんでなければ書けないだろうなぁと妙に納得する。無意味に楽しいのがいいなぁ。

黄昏の百合の骨

恩田陸さんの「黄昏の百合の骨」読了。ホラーというかサスペンスフルなミステリ。実に多彩な作品を著している恩田さんだけど、こういうのが一番うまいような気がする。出版社が同じ講談社の「三月は深き紅の淵を」、「麦の海に沈む果実」、「黒と茶の幻想 (…

黄昏の百合の骨

恩田陸さんの「黄昏の百合の骨」を読み始めた。買ったのはいつだかちょっと分からないけど。

水はなんにも知らないよ

左卷健男さんの「水はなんにも知らないよ」。「水からの伝言」、いわゆる「水伝」を主な対象としたニセ科学批判本。ニセ科学批判へのとっかかりにちょうどいいくらいの内容と量。でも、波動は大事。波動エネルギーをうまく使えないと、ガミラスに攻撃された…

イナイ×イナイ

森博嗣さんの「イナイ×イナイ」読了。読み易い。あんまり読み易いので、中味が薄く感じてしまうほど。登場人物には森博嗣作品感バリバリでそれがまぁなんというか嬉しくないわけでもないけど……。西之園萌絵がちらっとだけ出ている。

紅茶王子(9), (10) 文庫版

山田南平さんの「紅茶王子(9), (10)」(文庫版)。可愛いだけではなかったその物語の裏側が少しずつ明らかになってくるけど、まだまだ謎は多い。あとで、続きはないのかと妻に聞かれたのできっと彼女も気にいったのだろう。Web 上を検索すると、山田南平さんに…

イナイ×イナイ

森博嗣さんの「イナイ×イナイ」を読み始めた。

ぼくと、ぼくらの夏 新装版

樋口有介さんの「ぼくと、ぼくらの夏 新装版」を購入してそのまま一気読み。こういう雰囲気はとても好きだなぁ。主人公とその父親を合わせたらそのまま同じ著者の作品群の登場人物、柚木草平になってしまいそうな素敵な親子。本文中にあまり書かれてないけど…

6ステイン

福井晴敏さんの「6ステイン」読了。この著者の作品だから、当然ドンパチやったりするんだけど(けっこう派手に)、でも、なんだかヤサシイ感じがする(一部)連作短篇集。今まで読んだ彼の作品のなかでも一番気にいったかも。

竜神飛翔 (6)

ロバート・ジョーダンさんの「竜神飛翔 (6)」。読み始めてそのまま深夜に読了。愈々第11部が完結するとのことだけど、まだ先があるらしい。早く終わらないかなぁとか思うけれど、読んでいるとやっぱり引き込まれてしまってるのがなんとも。……読了。第11部完…

イナイ×イナイ

森博嗣さんの「イナイ×イナイ」購入。新シリーズらしいが登場人物が他のシリーズとオーバーラップするようなので、特に抵抗なく読み進めていけそう。森博嗣さんの名前が入ると、アクセス数が増える傾向があるのでこのエントリもそれなりにアクセスされるだろ…

6ステイン

福井晴敏さんの「6ステイン」を読み初めた。

うめめ

梅佳代さんの写真集「うめめ」。梅さんの目だから「うめめ」だと思うんだけど、いやまぁよくもこんな写真をというのがテンコもりでとても楽しい。これを使ったスクーンセーバが販売されたら買ってもいいかなぁと思うくらい。一人でも値段分以上楽しめるのに…

辺境警備 1 (1)、辺境警備 2 (2)

紫堂恭子さんの「辺境警備 1 (1)」、「辺境警備 2 (2)」、どちらも文庫版。実はコミックスの単行本を持っているはずだけど、どこにあるかも分からないし、作者の近況も良く知らないので、とりえず買ってみた。あんまりよく覚えてなったので本編も十分面白か…

紅茶王子(文庫版)

先日、仕事で??某パチンコ店に行った。最近は、休憩コーナーに雑誌やコミックが置いてあることも多くて、その店にもコミックのコーナーがあった。昼食後だったのでちょっと一服(とはいえ煙草は喫わないけど)のつもりで読み始めたのが山田南平さんの「紅茶王…

行きずりの街

志水辰夫さんの「行きずりの街」を昼食時に購入、そのまま一気読みで読了。この作者の本を読むのは初めてだけど、全然違和感なくぐいぐいと引き込まれるように読まされてしまった。1991年の作品だそうで、16年間も読まずに放っておいたのがもったいなく思っ…

6ステイン

福井晴敏さんの「6ステイン」。購入に至るいきさつは、「C-blossom(case729)」のところで書いたとおり。

C-blossom(case729)

福井晴敏さん原作、霜月かよ子さん作画の「C-blossom(case729)」。ふと手に取ってみたらコミックだったので、食事時にちょうどいいかなと購入。どうやら「6ステイン」と同時に文庫版を発売することで相乗効果を狙ったものみたい。「亡国のイージス 上 講談社…