2008-01-01から1年間の記事一覧
小川一水さんの「不全世界の創造手(アーキテクト) (朝日ノベルズ)」、読了。crossreview.jp にも書いたけどちょっとだけ書き足しときたいことがあって。小川一水さんの作品って、お姫さまや大金持のお嬢さんと、才能はあるけれどそれ以外は普通の男(の子)の…
iPhone を入手して減ってしまった読書量、最近徐々に戻りつつある。別に iPhone がつまんなくなった分けではなくて、うまく時間の使い分けができるようになってきたということだと思う。別に一日中 iPhone で Twitter にはりついてなくてもいいし、四六時中 …
もう二ヶ月くらい書いてない。そもそも書評もどきは無理なことはすぐに分かったので、自分用の読書メモ程度に使っていたのが、crossreview.jp の出現であっちに移行してしまったから。加えて iPhone 入手後、読書量がずいぶん減ってしまったというのもある。
とりあえず。
crossreview.jp を使い始めてから約二ヶ月。28件のレビュー(というのもおこがましいが)を投稿した。アフィリエイトには期待していなかったから、それはいいとしても、レビュアーの数とレビューの数がなかなか増えてないような気がする。一気に Amazon レベル…
iPhone 購入後、読書量が激減したのだけど、最近少しずつ戻ってきて、当社比で三分の一くらいまで回復した。それに従って iPhone の電池の持ちも若干良くなってきたような気がする。
iPhone 買ってから、読書量がガタ落ち。買う量はあんまり変わらないから、どんどん貯まっていく……。
http://crossreview.jpというサイトをしばらく試してみる。書評として100文字は少なすぎるとは思うけど、最近ここに書いているようなメモ程度であればそれなりに使えるだろうし、同じものに対して他人の書いたものを並べて見られるのは面白そうだ。
樋口有介さんの「木野塚探偵事務所だ (創元推理文庫(国内M))」読了。ありていに言えばハードボイルドのパロディなんだけど、妙に気持良く読めてしまった。経理事務一筋で警察を停年退職したじいさんが私立探偵を目指すさまがなんとも楽しそうでうらやまし…
有川浩さんの「空の中 (角川文庫)」読了。未知の生物を偶然「飼う」ことになった少年などの話。なんとなくハインラインの「ラモックス」を思い出して、再読したくなったので amazon で注文した。なんて便利な世の中。息子にも読ませてみよう。解説で新井素子…
田中ロミオさんの「人類は衰退しました (ガガガ文庫)」をやっと入手して読了。ゆるふわ感がたまらないながら、(もしかしたら)ものすごく深い設定なんかが隠れていそうなところがいい。ビジュアルも文章に本当にピッタリしてるし。人類は衰退しました (ガガガ…
近藤史恵さんの「賢者はベンチで思索する (文春文庫)」読了。……あとで書く……かも。
藤崎慎吾さんの「ハイドゥナン〈3〉 (ハヤカワ文庫JA)」、「ハイドゥナン〈4〉 (ハヤカワ文庫JA)」を旅先で読了。最新の(?)科学的知見を取り入れつつも、オカルト的要素も取り込んでなんとも豪華絢爛で、読み応えたっぷりだけど、「レフトアローン」とか「ク…
光原百合さんの「銀の犬 (ハルキ文庫)」読了。完成度のムチャクチャ高い、ミステリ仕立てのファンタジー、いや、ファンタジー仕立てのミステリ、まぁ、どっちでもいい。しかも、そのうち、いつか、きっと続編が出るらしいので、それまでワクワクし続けること…
田中ロメオさんの「人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)」、「人類は衰退しました 3 (ガガガ文庫)」読了。実は一巻だけ入手できていなくて未読なのだけど、ふんふんそういう世界なのね、と流して全く問題なく楽しめた。なんで、なんで、と一々ひっかかっちゃ…
野尻抱介さんの「女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)」を読了。プロットそのままで、ケレン味たっぷりの文章にしてしまえば、分量三倍で超ハードなSF作品もできたろうに、もったいないというかなんというか。それを、あっ…
樋口有介さんの「八月の舟 (文春文庫)」読了。ミステリ風味はないけど、こういうのもいい。
川端裕人さんの「銀河のワールドカップ (集英社文庫)」読了。文庫本バンザイ!実は中学時代にサッカー部に入っていたのだけど、今となってみるとなんでサッカーしてたのか分からないような中途半端なサッカー野郎だった。結局、三年の途中で最後までやること…
佐々木壌さんの「警察庁から来た男 (ハルキ文庫)」読了。横山秀夫さんの「震度0」を読んだ直後。どちらも警察の腐敗を取りあげているが雰囲気が随分違う。「震度0」と比べるとこちらは随分と熱い。気が向いたら続きを書く。
藤崎慎吾さんの「ハイドゥナン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)」、「ハイドゥナン〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)」を読了。最高の科学小説かどうかはともかく、いろんな要素をこれでもかと詰め込んでいるのに、まったく冗漫な感じがしない。地質学・生物学・民俗学・エトセ…
横山秀夫さんの「震度0 (朝日文庫 よ 15-1)」読了。いつもながらビリビリくるような緊迫感でしびれる。20年前ならこんな人ばかりじゃないだろうと思えていただろうが、最近はこんな人ばかりでもおかしくないなと思えてしまうのが悲しい。結末にわずかに救い…
鯨統一郎さんの「鬼のすべて (光文社文庫)」読了。たんたんとした文章の鯨っぽさはそのままだけど、ちょっとシリアスな雰囲気。この本が出て、世間に広がることで殺人事件も減ることでしょう(詳しくは本文を読むべし)。
amazon で予約して発売と同時に入手した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版 [DVD]」をやっと見た。映画館では未見だったけど、内容的にはほとんど新味はないものの、ディテールがさらに練られた感じで不満は感じられなかった。だからといって大満足という…
奥田英朗さんの「空中ブランコ (文春文庫)」読了。楽しい。主人公の伊良部医師は、天然の名医だと思うけど関わりあいになりたくはないなぁ。
有川浩さんの「塩の街―wish on my precious (電撃文庫)」読了。これ読んでると、有川さんてやっぱり激甘小説書く人なのかなぁって思う。それは全然悪いことでなくて、逆にそのまま突き進んでもらいたいくらい。さて、次は積ん読の「阪急電車」だ。
畑健二郎さんの「ハヤテのごとく! 15 (少年サンデーコミックス)」、と田辺イエロウさんの「結界師 20 (少年サンデーコミックス)」。本筋とは関係ないけど、「ハヤテ」の方は表紙カバーを外すといつものようにオマケがある。また、「結界師」の方もハヤテほど…
松岡圭祐さんの「千里眼シンガポール・フライヤー 上 (角川文庫 ま 26-109)」、「千里眼シンガポール・フライヤー 下 (角川文庫 ま 26-110)」を読了。いつのながらのリアリティがありそうでない荒唐無稽さに、「アリエナイ」とぶつぶつ呟きながらもずんずん…
というわけで(?)、寝不足になりつつも図書館戦争一揃い読了。満喫した。まずなにはともあれ楽しいし、むず痒いし、はずかしいし、ほのぼのしているし、ときどき緊迫感もあるし、世相をそれとなく(というかモロに)批判してたりするし(でも田中芳樹さんのもの…
日明恩さんの「鎮火報 Fire’s Out (講談社文庫)」読了。これもとにかく面白かった。……後で書く……