2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
近藤史恵さんの「桜姫 (角川文庫)」を読了。この著者の作品は「モップの精……」のシリーズしか読んだことはないけど、こちらも面白い。この歌舞伎界隈を舞台にした作品があと二つはあるそうだから、見付けたら読んでみようかと思う。あと、著者にはちょっと失…
書籍などのリンクを Amazon に貼るのに、Amazlet の Bookmarklet を使っていたのだけど、これが利用している ECS のバージョンが 4月から使えなくなるとのことで、どうしようかなぁ。実は、ここに書いてるものからリンクを手繰ってもらって売上が上がったこ…
西澤保彦さんの「謎亭論処―匠千暁の事件簿 (祥伝社文庫 に 5-3)」読了。いつもながら時系列バラバラの短篇集。それは別に構わないのだけど、ウサコ、刑事と結婚しちゃったのかぁ。ともかく、このバラバラの時系列にシリーズとして伏線ぽいのも散りばめたりも…
ジョー・ウオルトンさんの「ドラゴンがいっぱい!―アゴールニン家の遺産相続奮闘記 (ハヤカワ文庫 FT ウ 4-1)」読了。これは楽しい。一見、人間の社会でもそのまま通用しそうだけど、ドラゴンの習性を上手く取り込んで、独特の微妙にずれた世界感がいいなぁ。
森岡浩之さんの「機械どもの荒野(メタルダム) (ハヤカワ文庫 JA モ 1-11)」読了。森岡さんといえば「星界」シリーズが有名で、自分もはっきり言って大好き。ジントとラフィールの行く末を憂えない日がないくらい(というのはおおげさだけど)。その森岡さんが1…
米澤穂信さんの「犬はどこだ (創元推理文庫 M よ 1-4)」読了。ながく文庫化されるのを待っていた作品。ハードボイルドっぽくもあり、本格っぽくもあり、(少しだけ)ラノベっぽくもあり、それでいて見事にまとまっていてすばらしい。もちろんミステリとしても…
光原百合さんの「最後の願い (光文社文庫)」読了。一幕、一幕、登場人物が新たに加わって厚みを増していく構成がよくできている。もちろん、伏線もそれなりに張られてそらが回収されるのも楽しい。