浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話

鯨統一郎さんの「浦島太郎の真相 恐ろしい八つの昔話」読了。

もはや様式美とでも言うべきか。トリビアの嵐から無理矢理事件に話を振ってさらに「心のアリバイ?」ときて、重ねてお伽話で見立て。最後に「この事件もやがてお伽話になっているかも……」で締める。著者ならではというか、ナンバーワンよりオンリーワンというか、他の人にはもう真似ができない領域まで行っちゃてる。「邪馬台国はどこですか?」に比べてもかなり無理はあると思うんだけど許せちゃう。こういうの好きだなぁ