雨の匂い (中公文庫 ひ 21-4)

樋口有介さんの「雨の匂い (中公文庫 ひ 21-4)」読了。

謎解きとかそういうのがないので本当はミステリじゃないかもしれない。

冒頭で感じていたものを最後には感じなくなっているというのはなんとも恐しい。けど、これ、解説読むまで気付かなかった。というか、この冒頭の部分は、本編のどこにはまるのか分からない。読みが浅すぎるのだとは思うけど、なんだか異世界の話かなんかみたいだ。