レフト・アローン

藤崎慎吾さんの「レフト・アローン」読了。途中で持ち出すの忘れたり、へなへなだったりして読み終わるまで一週間以上。短(中)編集なので、ある意味だれることがなくてよかった。

「猫の天使」で、直接脳から取り出した猫の視覚情報をコンピュータで処理して可視化するというのはリアリティがあって興味深かった。なにも変わったものの内容の場所を凝視している様は猫に限らず、人間の幼児などにも見られることで、もしかすると本当になにか見えているのかもしれない。逆の、目の代わりになるセンサーを脳につなぐという研究はいくつかあるらしい。